受け口は3才から治すことが理想ではありますが、5〜6才でも間に合います!
5〜6才から治せば、成長を利用して治せるので大人になってから治すよりは、骨格も歯並びもきれいに治ります。
また、受け口は、何もせず放っておいた場合、自然に治る可能性は低く、アゴがしゃくれてしまいます。
▲こうなると、しゃくれたアゴは手術をしないと治りません。
早い時期から治せば手術を避けられる可能性がかなり高くなります。
マウスピースをお口に入れて受け口を治します。
こんな形のマウスピースです。
プレオルソとT4Kという2種類があります。
受け口の治療に、マウスピースは非常に有効です。
家に帰ってから1時間と、寝る時だけ付けます。
痛みがほとんどないので子供さんがいやがりません。(やわらかいポリウレタンでできてる)
家に帰ってから1時間と、寝る時だけ付けるので、学校で付けなくていいので、友達の目も気にならないし、授業や勉強にも全く差し支えない。
食事の時に装置をはずせるので、虫歯の心配がありません。
通院の頻度が少ないので楽。
ムーシールドという装置を
お口に入れて受け口を治します。
こんな形のマウスピースです。
寝ている時に装着して受け口を治していきます。
3才くらいから使います。まだ小さいうちから装着できるのか心配されると思いますが、夜寝ている間に口の中に入れていただくだけなので小さなお子さんでも使用でき、負担の少ない治療です。
ムーシールドは主に上あごの成長を促進する装置です。受け口の原因となる低い舌の位置を上げて、口の周りの筋肉バランスを整えます。
治療期間は数か月から1年程度
ムーシールドを装着して数ヶ月〜半年程度で受け口が改善されますが、後戻りしないようにそのあとも続けて装着していただきます。合計で1年程度使用していただきます。
ただ、反対咬合が治っても、成長期に後戻りしたり、再治療が必要になる可能性がありますので、治療終了後も経過観察の為中高生になるまでは定期健診にお越しください。
(約1年間ムーシールドを装着し受け口が改善)
治療前は下の歯が上の歯より前に出ていましたが、ムーシールドで治りました。
【治療内容】ムーシールドを寝ている間だけ入れただけです。
ムーシールドによって、舌の圧力とくちびるの圧力のバランスを改善し、舌を高い位置(上の前歯の裏)に保つことができます。 舌の圧力で上アゴを成長させ、下くちびるの圧力で下アゴの成長を抑制します。
ムーシールドは歯並びを整えるのではなく、お子さんの顎の成長を利用して上下の歯の咬み合わせを正常にします。
【費用】160,000円(税抜)
【リスク】症例によってはムーシールドだけでは治療が難しい場合もあります。
食べ物を飲み込むときに、舌を上アゴにつけるのが正常ですが、受け口の方は飲み込むときに下アゴにつけてしまいます。
その為、下アゴを前に押すために、下あごが前に出てしまいます。
ムーシールドを装着すると、舌は必ず上アゴにつきます。その為、上アゴが前に成長します。
このように、受け口を治すためには、舌が正しい位置に行くように癖づける必要がありますが、ムーシールドはそれを助けてくれます。
またムーシールドをすると、上くちびるが上の前歯に当たらないようになる為、上くちびるの力を排除することができるので、上アゴの成長を促します。
ひとくちに矯正専門医院といっても、大人の矯正が得意な医院と子供の矯正が得意な医院があります。大人の矯正治療と子供の矯正治療は全く違います。
子供の矯正治療に詳しい矯正歯科を選ぶことが大切です。低年齢から矯正治療をすれば、子供の歯並びだけでなく、骨格(お顔立ち)もきれいになり、さらには全身の健康につながるということがわかっていますので、当院では子供さんの治療に大変力を入れています。
特に受け口の治療は難しいため、より専門の医院で治療することが大切です。
受け口が自然に治ることはほとんどありません
受け口は放っておいて自然に改善されることはほとんどありません。
上の歯より下の歯が5〜6本出ている、噛み合わせが深い、両親や親せきなど近い親戚の方に受け口の方がいるなどの場合は、特に自然に治る確率の低い症例です。
大人になってからの受け口治療は外科手術が必要な場合もある上に、必ずしもキレイに治るとは限りませんので、低年齢からの早期治療をおすすめしています。
発音に影響が出ることもあります
受け口が原因でサ行やタ行などうまく発音しづらかったり、舌足らずな話し方になったり、食べ物を前歯で噛みにくいなど、さまざまな影響が出ることがあります。
また受け口である見た目がコンプレックスになり心理的な影響を与える可能性もあります。
反対咬合のままだと下あごが成長しやすくなってしまう
反対咬合のまま放っておくと下あごが成長しすぎてしまう可能性が高くなります。
受け口になる原因は、遺伝の場合と、成長過程での癖などがあります。
頬杖をつく、同じ方の歯ばかりで物を噛む癖がある、
赤ちゃんの時の寝かせ方等も原因の一つとなります。
受け口の種類は2種類あります。
受け口になる原因の大きな一つに、「上あごが小さいために、下あごが成長し過ぎてしまった」ということがよくあります。そしてその為、前歯のかみ合わせが逆になると、さらに上あごの成長を抑制し、下あごが前に成長してしまいます。
骨格性の反対咬合には3種類あります。
1. 上あごの成長が足りない場合/2. 下あごの成長が過剰な場合/3. 上あごの成長不足に、下あごの過剰な成長が伴う場合
なので、子どもさんの受け口の矯正治療は上あごの成長促進と下あごの成長抑制を行うことが大原則になります。遺伝が原因であってもその治療方針は同じです。
治療を始める時期ですが、受け口の原因が上記に説明したような、骨格が原因の場合は少しでも早く始めた方がいいです。
ただ、早くとは言っても、3〜5才からになります。3才未満ですと、治療自体に子供さんの協力が得られないことと、3才を過ぎてからからでも間に合うからです。
5才から8才までの、骨格性の反対咬合は、ほとんどの場合に上あごの成長不足があります。
そのため、この時期の治療はできるだけ早くに上あごの成長を促進させる治療を積極的に行い、上下のあごの調和を図ることが大事です。
上あごの成長促進は6才から8才が効果が出やすいです。上あごの成長は10才程度で終了するからです。
⇒具体的には、上あごを拡げる装置と、上あごを前に成長させる装置を使って治療します。
9才以降の骨格性の反対咬合は、上あごの成長が終わりに近づいていることに加え、下あごの成長がスパートを迎えることから、受け口の程度がどんどん大きくなります。この時期の治療は、上あごの成長促進に加えて、下あごの成長抑制も行います。
骨格に問題がなく、単に前歯の位置が逆になっていることがあります。
その場合は、6才から8才くらいの間に、逆になった前歯だけを治します。
この場合はリンガルアーチという装置を使います。
子供の矯正に対する
当院の思い
当院では低年齢でないとできない矯正を行っています。
そのメリットは、歯を抜かなくて済んだり、お顔の骨格自体が綺麗になったり、身体全身が健康になったりということがあります。そんなメリットを十分生かせて、大人の矯正よりも綺麗に治る子供の矯正をおすすめしています。
早期に矯正を始めますと、歯並びが悪くなる大元の原因から治すことができます。
歯並びの良さはもちろん、顔のフォルムが美しくなり、全身の健康も手に入れることができますので、最低でも6〜8才までに診断をお受け頂くことは、子供さんへの贈り物になると思います。
私どもは子供さんの矯正の勉強を一生懸命行っており、神戸中の子供さんを幸せにしたいと常に思っています。
トータルフィーで調整料などこれ以外の費用は一切かかりません
(※子ども矯正2期は選ぶ装置によって異なります。)
初診カウンセリングは 無料です。
初診料、レントゲン代(必要時のみ撮影)もいただいておりません。
プレオルソの費用は 160,000円(税抜)です。
※乳歯列期からT期治療へ移行する場合、T期治療費を8万円減額。
※混合歯列期からT期治療へ移行する場合、T期治療費を16万円減額。
この費用は決してマウスピースの装置だけの費用ではなく、装置をちゃんと使えてるかの管理や、あいうべ体操などのトレーニングの費用、そしてその効果のほども考えての歯科医師や歯科衛生士の管理も含めた費用です。
1期治療へ移行する前には特に必要な治療項目です。
また、装置が破損したり、交換した場合は追加の費用はかかりません。
ムーシールドの費用は 160,000円(税抜)です。
ただムーシールドは、受け口を治す治療ですので、受け口が治ったあとで、もし歯並びも治したい場合は、歯並びの矯正治療費から、8万円を差し引いた金額で、矯正治療を受けることができますので、金額的にも、治療内容的にも素晴らしい治療法です!
リンガルアーチの費用は 120,000円(税抜)です。
リンガルアーチが適応の治療の場合は、この装置だけで治療が完結することが多いです。
ご自分に合ったお支払いプランを選べます。
費用のお支払いにはクレジットカード払い、分割払いもご利用いただけます。お支払いの方法はご自分にあったプランをじっくりご相談のうえ、お選びいただけます。
子供の受け口治療に関するご質問・お悩みなど、どんな小さなことでも丁寧にお答えしますので、お気軽にご相談くださいね。
医療法人真摯会 総院長
医学博士
松本 正洋
三宮クローバー歯科クリニック(ミント神戸院) 院長
坂野 弘子
クローバー歯科クリニック神戸マルイ院 院長
今福 京(たかし)
西宮クローバー歯科・矯正歯科 院長
廣石 勝也