基本的なご質問｜神戸矯正歯科グループ

A. 大人の方ももちろんできます。
歯は何才でも動きます。当院で矯正治療をした方で最高は60代の女性なのですが、「昔からずっと歯並びが気になっていたのですが、治療するきっかけがなかった」とおっしゃってました。治療の結果、すごく綺麗になられて喜んで頂きました。

子供の頃に矯正をしなくて後悔している方も多いですが、年齢は全く関係ありませんので、お気軽にご相談くださいね。

ただ、もし歯周病があれば先にそれを治してからになります。

また、お仕事の関係で見た目が気になる方も、装置を歯の裏側につけたり、透明なマウスピースを使う矯正もあります。これらの方法ですと他人からは装置をつけていることが殆どわかりませんので、ご安心くださいね。

A. 骨の中にしっかり埋まっている歯が動くことに対して、不思議に思われるかもしれません。
歯が動くメカニズムを簡単にご説明いたします。

まず、歯並びを整えるために動かしたい歯にワイヤーなどで力を加えると、歯は刺激を受けます。
歯の根っこの周りには歯根膜という組織があります。歯根膜が刺激を受けるとそこにある破骨細胞という骨を溶かす細胞が働き始めます。

そして破骨細胞によって、歯が動く側の骨が溶かされ、溶けたところに歯が動きます。
歯が動いたあとにできた隙間には今度は骨を作る細胞（骨芽細胞）が働いて新しく骨を作ります。

それを繰り返すことによって理想の位置に歯を移動させることができます。

A. 入院は必要ありません。
歯並びを治す場合は、歯に装置をつけて大体月に１回くらいお越しいただいて調整していきます。

骨格に大きな異常があり歯並びを治すだけでは治らない場合は、アゴの骨の手術が必要なときもあります。例えば、骨格に問題がある受け口の方や、アゴが大きくずれている方などです。

ただ、外科手術をしなければならない確率は低いので、基本的には入院しなくても大丈夫です。あまり心配しないでくださいね。

A. 顎関節症の原因の大きな一つに歯並びがあります。その他にも顎関節症の原因はたくさんありますが、歯並びが原因の場合は歯を矯正することによって顎関節症が治る可能性があります。

矯正治療中に顎関節症の症状が一時的によけい強くなったりすることもあり、その場合は一旦矯正治療を中断したり我慢しながら続けることもあります。

顎関節症という病気はなかなかやっかいで治りにくいのですが、お悩みのことがありましたらお気軽にご相談くださいね。