Q. 治療中の痛みが心配です。
A. 治療でいくら歯並びが綺麗になっても痛ければ嫌ですよね。
治療中の痛みとしては、大きく2つあります。
1. 歯が動くときの痛み
歯は動き出したら痛みは止まるのですが、動き始めるまでが痛いです。初めてワイヤーを付けた時は1週間くらいは痛みを感じる方が多いです。ただ、1週間すると痛みはほとんどなくなります。
ワイヤーは1カ月に一度交換するのですが、交換した時はその新しいワイヤーが再び歯を動かそうとしますので、1回目の交換のときは3日くらい痛みを感じる方が多いです。2回目以降のワイヤーの交換では、痛みを感じる期間が少しずつ短くなっていきます。
矯正の治療はかなり痛いのではないかと気にされる方はたくさんおられますが、世界中で何百万人も矯正治療をしてるわけですから、それほどひどい痛みではありませんので、安心してくださいね。
当グループでは最初に入れるワイヤーは非常に細い物を使っており、矯正歯科用ワイヤーの中では一番細いワイヤーです。この細いワイヤーから治療を始めることにより、歯が動くときの痛みは軽減しました。
2. 装置がほっぺたにあたる痛み
ワイヤーやブラケット(ボタンのようなもの)がほっぺたにあたって痛むことがあります。
当グループではなるべくワイヤーなどがほっぺたにあたることで痛みを引き起こさないように気をつけています。もし痛みが出た時も、ワックスという柔らかいゴムのようなものを装置につけることによって、かなり痛みが軽減します。
ほっぺたにあたる痛みの場合はほとんどの方が慣れて感じなくなりますので心配いりません。痛みについてご心配な場合は、お気軽に聞いてくださいね。
Q. 歯列矯正中は虫歯になりやすいと聞いたのですが。
A. ワイヤー矯正、裏側矯正での治療中は、歯にブラケットとワイヤーを付けますので、歯磨きはしにくくなります。
だからといって虫歯になっては困りますので、矯正治療中の歯磨きの仕方について歯科衛生士が丁寧に説明しています。
それに加えて、原則として毎回の来院時に歯科衛生士が歯のクリーニングをします。
正しい歯みがきと歯科衛生士による歯のクリーニングで、実際に治療中にむし歯になる方は非常に少ないですので安心して下さいね。
Q. 装置をつけても話しづらくないのでしょうか?
A. 歯の表側に装置をつける治療などの場合、発音は問題ありません。
歯の裏側に装置をつける裏側(舌側)矯正の場合は、装置を入れてから最初の2ヶ月くらいは発音がしにくくなる方もおられますが、基本的には慣れて普通に発音できるようになります。
インコグニートの場合は従来の裏側矯正の装置に比べて発音のしにくさがかなり改善され、特に英語で大切といわれる「S」の発音において改善されています。
Q. 歯列矯正中にスポーツをしても大丈夫ですか?
A. スポーツをすること自体は全く問題はありません。
歯列矯正をしてるからといって、スポーツができないのでは、スポーツをしておられる方は困りますよね。
ただ、スポーツの最中に口の周りを強く打つと、矯正装置がこわれてしまったり、口の中をケガしたりする可能性がありますので、スポーツをされる場合は十分に気を付けてください。それさえなければ、全然問題はありません。
激しいスポーツをされている方で気になる方には、マウスガードというスポーツの時に衝撃からお口の中を守る器具もあります。
Q. 矯正治療中にホワイトニングをしてもいいですか?
A. 矯正治療中にホワイトニングはできないことはないのですが、矯正装置が付いていると十分なホワイトニング効果が得られないため、お勧めしておりません。
また矯正中はホワイトニング剤のジェル(薬剤)がしみやすくなっています。矯正治療が終わって、装置を外してから行った方がはるかに白くなりますし、しみたりもしにくいです。
矯正治療で歯並びが綺麗になった方は、大抵の方が歯の色を白くすることを希望されます。是非、皆様も綺麗な歯並びとともに、白い歯を手に入れて下さいね。
Q. 喫煙してもいいですか?
A. 喫煙そのもので、矯正治療ができないということはありません。
ただ、喫煙は将来にわたって歯周病の原因になりますし、装置や歯に汚れもつきやすくなります。できれば吸う本数は減らしていただくほうがいいと思います。
矯正歯科に関するご不安や歯列矯正中のご質問などお気軽にご相談ください。
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