子供の出っ歯治療
出っ歯のお子さんをお持ちのママへ

出っ歯は早い時期に治すことをおすすめします!

出っ歯

出っ歯の主な原因は、上あごが小さいために前歯が並びきらず、前に飛び出してしまうことが多いです。

早い段階から治療を始めることで、上あごを広げることができ、前歯を後ろに引っ込めると同時に、上あごの前方への成長を抑え、さらにお顔立ちの改善も期待できます。

大きくなってしまうと原因から治すことができず、抜歯をしなければならない可能性も高くなります。

当院では低年齢から行う出っ歯治療を行っておりますので、ぜひ早い時期にご相談ください。

出っ歯の治療はいつから始めればいい?

出っ歯

出っ歯治療の最適な開始時期は6才ごろです。7〜8才になると今すぐに治療を開始する必要があります。9〜11才になってしまった場合には少し違う方法になりますが、治療は可能ですのでなるべく早くご相談されることをおすすめしています。

出っ歯になってしまう原因

1. 長い期間おしゃぶりや指しゃぶりをしていた場合は物理的に前歯を前に押しだして出っ歯になってしまいます。

2. 口呼吸(くちこきゅう)だと口が常に開いている状態になります。舌が上あごに付くのが正常ですが、口呼吸では舌が上あごに付かないため、上あごが十分発達できません。上あごが成長しないと歯が並ぶスペースが足りないために出っ歯になります。

3. つばを飲みこむ時に舌が前歯を裏から押してしまう舌のくせ(舌癖(ぜつへき))が出っ歯の原因になります。

4. 歯の大きさやあごの骨の大きさ・位置などの遺伝が原因の場合もあります。下あごの骨がちいさく、上あごが目立って出っ歯に見えてしまうこともあります。

出っ歯の治療方法
  • 出っ歯の原因を治す
  • アゴの横に拡げる(1期治療)
  • 歯並びを完全にキレイにする(2期治療)
具体的な治療方法
Step1
出っ歯の
原因を治す

マウスピースを日中1時間と寝ている間つけるだけです。
マウスピースをつけることにより出っ歯を治します。

プレオルソT4K

出っ歯の治療に、マウスピースは非常に有効です。

使用方法

プレオルソを日中1時間・寝ている間に装着

子供用マウスピース矯正の特徴
1. 痛みがほとんどない

2. 装着時間が短い

3. 取り外せる

食事の時に装置を外せる

4. 通院の頻度が少ない

5. 後戻り防止の
トレーニング

あいうべ体操

マウスピースで
出っ歯が治る原理
1. おしゃぶりや指しゃぶりをやめられる

マウスピースを使用中は、物理的に指がお口の中に入りませんので指しゃぶりを防げます。

指しゃぶり

2. 口呼吸(くちこきゅう)が鼻呼吸(はなこきゅう)に変わる

口呼吸就寝時はテープを貼ります

マウスピースを装着してお口の周りの筋肉を鍛えると、お口がしまりやすくなり、鼻呼吸を促すことができます。また、ぽかん口もなくなります。

3. 舌癖(ぜつへき)が治る

マウスピースには舌(ベロ)を収納するためのスペースがあり、舌は必ずそこに収納され良い位置に落ち着いていきます。

マウスピース

4. 下アゴ自体が後ろにある

マウスピースは上下一体型になっており、マウスピースを装着すると下アゴは物理的に前方に誘導されます。

  • 出っ歯の治療前
    ▲出っ歯の治療前
  • プレオルソを装着したところ
    ▲プレオルソを装着したところ
    (下アゴが前方に誘導されている)
  • 下アゴが前に出ました
    ▲下アゴが前に出ました

【治療内容】出っ歯の状態をプレオルソで改善しました。

【費用】16万円(税抜)

【リスク】プレオルソを装着しないと治りません。

Step2
アゴを横に拡げる
1期治療

上アゴを横に拡げたり、成長抑制したり、下アゴを前に誘導します。

最適な治療法は担当医の診断になります。

Step3
歯並びをキレイにする
2期治療(必要時)

小児矯正

アゴを大きくするだけで、歯並びがキレイになり矯正治療が終了することもありますが、よりキレイにしたいとか凄くキレイにしたい場合は2期治療という治療に移行します。

2期治療では、11〜13才で永久歯が生えそろってから、ワイヤーを付けて歯並びを完全にキレイにします。

急速拡大装置を使った子どもの矯正

出っ歯の原因で一番多いのが、上顎(うえあご)の成長が遅れ、歯の並ぶスペースが無くなり、前歯が突び出してしまうことです。
その原因に対して、
固定式の装置で上あごを拡大します。

上あごを拡大すると、上あごは横に拡がり、出っ歯の前歯が後ろに下がります。

急速拡大装置という名前の装置をお口の中に装着します。

完全固定式なので、子供さん自身では外すことができず、上あごが大きくなります。

(注意:骨格を大きくしてもお顔は大きくなりませんのでご安心ください)

急速拡大装置

▲上あごの場合(急速拡大装置)
具体的な使い方

急速拡大装置の真ん中のネジを1日1回まわします

そうすることで、徐々にあごの骨が広がり、本来の正しい大きさになります。

上あごの骨は左右2枚の骨からできており、正中縫合というつなぎ目があります。

正中縫合

子供さんは、まだこのつなぎ目がまだしっかりひっついてない為、このつなぎ目を広げることができます。広がったつなぎ目には新しい骨ができて、上あごが大きくなる訳です。

そして、上あごが横に成長することによって、前歯が下がります。

取り外し式装置を使う矯正

出っ歯の原因で一番多いのが、上顎(うえあご)の成長が遅れ、歯の並ぶスペースが無くなり、前歯が突び出してしまうことです。
その原因に対して、
取り外し式の装置で上あごを拡大します。

上あごを拡大すると、上あごは横に拡がり、出っ歯の前歯が後ろに下がります。

プレート(拡大床)という装置で歯列を拡大します

プレートという取り外し式の装置を使います。

プレートについているネジを回して幅を広げることで、あごの横幅が拡がります(横に成長します)。

(注意:あごを大きくしてもお顔は大きくなりませんのでご安心ください)

プレートを夜間などのお家にいる間、1日12時間くらい装着します。

治療期間はおおむね2〜3年で、乳歯から永久歯に正しい位置に生え変わるようにしていく治療方法が取り外し式装置を使う矯正です。 永久歯が生えそろうまで(12才前後)フォローします。

また、必要があれば永久歯が生えそろってから短期間ワイヤーを入れると歯並びはより綺麗になります。

プレート

永久歯列期の出っ歯の治療方法

永久歯が生えそろった後は、大人の矯正治療で出っ歯を治します。

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