あごが小さいことや歯が大きいことが原因で歯がガタガタに重なって生えている状態です。
永久歯は乳歯に比べて1.5〜2倍ほどの大きさがあるので生え変わるときに十分なスペースがないとガタガタの歯並びになってしまいます。歯が違う場所から生えてきたり、生え変わりが遅くなる場合もあります。
ガタガタの歯並びの予防方法としてはあごがしっかり発達するように小さな頃(2才頃)からしっかりと噛む習慣をつけるようすることです。3才頃に乳歯が生え揃いますのでその時点で乳歯の間にスペースがしっかり空いているとガタガタになる可能性は少なくなります。
上の歯の傾斜や遺伝的要素など原因で上の前歯または歯列全体がの前に出ている状態です。
小さい頃の長期間の指しゃぶり・おしゃぶり、口呼吸、ほおづえなどの習慣によって上の歯が出てしまったり、下のあごが小さく上のあごとのバランスがとれずに上の歯が出てしまうこともあります。
下の歯が上の歯より前に出ている状態です。遺伝性の要因や成長過程での歪みなどが原因です。ほおづえや片方で噛む癖などが原因となることもあります。
【治療内容】下の前歯が上の前歯よりも前に出ている症例です。夜間ムーシールドという装置をお口の中に入れます。 お子さんの顎の成長を利用して上下の歯の咬み合わせを正常にする目的で使用します。
【費用】160,000円(税抜)
【リスク】受け口の状態、年齢などによってムーシールドでの治療が難しい場合もあります。
上の歯が下の歯を深く覆い、下の歯があまり見えない状態です。 後天的な奥歯の欠損や噛み合わせる力が強いこと、顔の骨格の不調和などが原因となります。
奥歯を噛み合わせた時に上下の歯がかみ合わず閉じない状態です。指しゃぶりや舌を前に突き出すような癖、歯の間に舌を挟む癖などが原因となります。